迫力の無い「党首討論」
全政党の「党首討論、政治バトル」に転換したら?
民主党、鳩山党首と、自民党、谷垣党首、公明党、山口党首の3党党首討論が行われたが、全く新鮮味がなく、迫力もないため、途中で聞くのをやめてしまった。
ある意味では、無駄な時間を費やしたと言えるだろう。
こんな、繰り返しでは、国民も関心を示さず、政治離れを加速させることとなる懸念が強まるので、この際、全政党の党首討論会に切り替えてみたらどうであろう。
民主党や自民党も、大人になって、弱小政党と言われる、日本共産党、社民党、国民新党、みんなの党、新党日本党も参加させて、「政治バトル」を行った方が、国民の関心を強め、返って、これまでの党首討論より、民主党や自民党にとっても、多くの国民に政策等を知らしめる上で得策ではないのか?
一日、政治討論の日と言う形態で、時間をたっぷり取ってやってみたらと提言しておきたい。
改正雇用保険法が成立
派遣労働者等、非正規労働者の救済が一定限度改善する運びとなった。
読売新聞WEB(2010年3月31日20時29分)では、「改正法は、雇用保険の加入要件を、「6か月以上」の雇用見込みから「31日以上」に緩和することなどが柱だ。これにより、数か月の短期契約で働く派遣労働者らが、「雇い止め」の際などに失業給付を受けやすくなる。財源を確保するため、2010年度の保険料率を0・4ポイント引き上げて1・2%とする。」「厚生労働省は、雇用の見込み期間が6か月未満のため、保険に加入できない労働者は約255万人に上るが、このうちの多くが今回の改正で救済される見通しだとしている。」と報道されており、民主党、社民党、国民新党等与党と、野党の公明党、日本共産党が可決に賛成した。
不十分さは残るが、「よりまし」と言うことで、良しとするか。
LHC、記録的なエネルギー生成に成功
私も参加・協力している「分散CPUシステム」の一つである、LHCが、人類史上初めての「記録的なエネルギー」生成に成功したようである。
成功を祝福したい。
ナショナルジオグラフィック ニュース(March 31, 2010)によると、「2010年3月30日、ついに大型ハドロン衝突型加速器(LHC)がフルパワーの半分の出力で粒子衝突に成功し、金字塔を打ちたてた。」「3月初め、LHCは1周27キロの地下トンネルを双方向に流れる2本の粒子ビームをそれぞれ3.5 TeV(3.5兆電子ボルト、TeV=テラ電子ボルト)まで加速させることに成功し、自身の樹立した記録を打ち破った。そしてついに、3月30日午後1時6分(スイスのジュネーブ現地時間)、粒子ビームの正面衝突によって7 TeVものエネルギーが生み出された。 」と言うことである。
又、「今回到達した衝突エネルギーの新記録がいずれ、暗黒物質の存在を証明し、素粒子の相互作用に新たな発見をもたらし、未知の次元の扉を開く可能性もある。さらには、”神の粒子”とも呼ばれるヒッグス粒子の謎も解明されるかもしれない。ヒッグス粒子とは、宇宙の質量の起源と考えられている理論上の粒子だ。 」
「まずは安定した長期運転を目指し、一度の運転停止期間を挟んで14 TeVの衝突エネルギー生成に向けた準備に集中する。これまで無駄にした時間を取り戻すためにも、今後3年間の総運転時間を増やして実験が成功する可能性を高めていくつもりだ。」と、更なる前進的成功へ向けて取り組みを強めているようである。
「まずは安定した長期運転を目指し、一度の運転停止期間を挟んで14 TeVの衝突エネルギー生成に向けた準備に集中する。これまで無駄にした時間を取り戻すためにも、今後3年間の総運転時間を増やして実験が成功する可能性を高めていくつもりだ。」と、更なる前進的成功へ向けて取り組みを強めているようである。
更なる成功を祈念したい。
LHCで行われた粒子衝突実験の結果を確認すべく集まったCERNの物理学者たち。
朝日新聞や毎日新聞等マスメディア各社もこの種問題を、大きく報道して欲しいものである。(私の見落としかもしれないが・・・)
・・・本日は、これまで・・・