廃炉工程先送り検討 福島第1、除染難航 ※燃料取り出し開始へ 効果見える対策必要※ 「高齢者には未体験ゾーンの始まり」※ 歴史偽造の「日本会議」批判? 「戦争の歴史学び考えること大切」

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廃炉工程先送り検討 福島第1原発、除染難航

燃料取り出し開始へ 一層効果見える対策必要

高齢者には未体験ゾーンの始まり」 五木寛之氏年

歴史を偽造する、「日本会議」批判? 戦争の歴史学び考えること大切」 

メルトダウン事故を起こした福島第一、事故後、4年を迎えるが、復旧のめどが見えない。

このままでは、チェリノブイリと同じく、自然放置され、数百年、否、数千年放置されることになるのではなかろうか?

広大なロシアと違って、狭い日本の国土にとっては、大変な問題と言えよう。

しかも、再稼働によって、再び、原発事故の発生が危惧される中で、日本崩壊にもつながりかねない状況である。

「事故が起きない」という前提だったが、原発建設100年タームの中で、もう、大きな事故、チェリノブイリ、スリーマイル、福島と、3度も過酷事故が発生しているのである

とりわけ、地震・火山国日本で、再び原発事故が起きないと言う保証はなかろう。

福井あるいは九州で事故が発生すれば、日本崩壊の危機すらもたらしかねない。

原発再稼働・推進を目指す安倍政権は、安倍政権が好む「戦前の価値観」で判断すれば、「国賊」に値すると警告しておきたい。

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五木寛之氏が日刊ゲンダイに面白い見解を述べている。氏の主張は、正論と言っておきたい。

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平成天皇が、新年のあいさつで、意味深長な発言をしている。

「戦争の歴史学び考えること大切」との発言であるが、私は、これを、「日本会議」や「安倍政権」に対する批判と理解している。

安倍政権の危険性を示した発言と見るべきであろう。

以上、雑感。

☆☆☆

原発事故から丸4年 燃料取り出し開始へ 一層効果見える対策必要

( 2015/01/01 10:22 カテゴリー:主要 ) 福島民報

http://www.minpo.jp/news/detail/2015010120152

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の発生から丸4年を迎える平成27年が始まった。国と東電は福島第一原発の汚染水対策を本格化させるとともに、困難な作業が想定される高線量下の燃料取り出しを開始する。完了まで30~40年かかる廃炉工程の中、効果が見える一層の対策と着実な作業が求められている

 1日約400トンの地下水が原子炉建屋に流れ込み汚染水となっている。1~4号機建屋周囲の土を凍らせる凍土遮水壁は3月から凍結運転を予定。建屋への地下水流入を大幅に減らす能力がある。ただ、前例のない大規模工事に実現性を疑問視する専門家もいる

 建屋周辺のサブドレン(井戸)でくみ上げた地下水を浄化して海に流す計画は、汚染水となる地下水の建屋への流入を半減する効果が期待される。だが、漁業関係者らの理解を得られておらず運用時期は不透明だ。

 敷地内の地上タンクに貯蔵された汚染水の浄化に向けた処理では、62種の放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)に加え、放射性ストロンチウムの除去装置を稼働し、3月末までの浄化完了を目指す。

 3号機では、27年度前半に使用済み核燃料プールからの燃料取り出しに着手する。昨年12月に完了した4号機と異なり、周辺の放射線量が高いプールから初めての燃料取り出しとなる。作業環境の確保に向けた線量低減やトラブル防止策、遠隔操作での技術開発などが急がれる

☆☆☆

玄海原発使用済み核燃料 九電、乾式貯蔵を検討

2015年01月01日 10時24分  佐賀新聞

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/141403

 九州電力の瓜生道明社長(65)は31日までに共同通信などのインタビューに応じ、玄海原発(東松浦郡玄海町)の使用済み核燃料について、特殊容器で保管する「乾式貯蔵」への移行を検討していると明らかにした。現在、水を張った冷却プールで貯蔵しているが、再稼働した場合、プールが3年で満杯になる可能性があるため。

 東京電力福島第1原発事故では、津波で電源を失い、余熱を持った使用済み核燃料を冷やすプールが機能しなくなったが、外気で冷やす乾式貯蔵の容器は問題がなかったとされる。瓜生社長は「リスクの少ない貯蔵方式だ。保管にどれくらいのスペースが必要かなどの検討を進めている」と述べた。

 2015年は、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に向けた取り組みを着実に進めていくと説明。「福島のような事故を二度と起こさないように安全対策を徹底させている。長く止まっていたのでしっかり総点検して再稼働に備えたい」と語った。

 また、16年にも電力小売りが全面自由化されることには「地域独占の時代は終わり、経営環境が東日本大震災以前に戻ることはない」と強調。情報通信など異業種との連携も視野に入れた今後5年間の中期経営方針を策定中とした。また、海外を含めた九州以外での電力事業の展開も検討するとした。

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推奨より10倍希釈 第1原発の飛散防止剤

(2015年1月1日 福島民友ニュース)

http://www.minyu-net.com/news/news/0101/news7.html

 東京電力福島第1原発のがれき撤去作業で、東電が、放射性物質を含んだほこりやちりが飛散しないように散布する飛散防止剤を、メーカー推奨の濃度より薄めて使っていたことが31日、分かった。

 防止剤は主にアスベストの飛散防止が用途で、メーカーは10倍希釈を推奨していた。これに対し東電は、3号機原子炉建屋のがれき撤去作業で2012(平成24)年8月から約1年間、100倍に希釈して散布した。東電は「燃料プールの水や冷却装置に影響を与えるおそれがあった」としており、100倍に希釈しても有効であることを実証試験で確認したという。

 第1原発では13年8月、作業員らが放射性物質に汚染され、東電は「3号機原子炉建屋のがれき撤去で放射性物質を含むほこりやちりが飛散した可能性が高い」と公表した。東電は再発防止策として防止剤の散布方法を見直し、濃度も100倍から10倍に変更することなどを発表した。ただ、東電は放射性物質を含むほこりやちりの飛散について、現場の状況から、防止剤の濃度より散布範囲に課題があったとみている。

当方注:

既報

原子力規制委員会は、東電のこの作業に対して厳しい指導を行っている。

福島民報社は、意図的にこの点を報道していないようであり、遺憾と指摘しておきたい。

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廃炉工程先送り検討 福島第1原発、除染難航

2014.12.31 06:07更新 産経新聞

http://www.sankei.com/life/news/141231/lif1412310006-n1.html

 政府と東京電力が、除染が難航する福島第1原発2、3号機の燃料取り出しの工程を先送りするなど、廃炉工程表の全面的な見直しを検討していることが30日、政府関係者への取材で分かった。廃炉で最難関の溶け落ちた燃料(デブリ)の状態も依然不明なため、複数の工法を盛り込む方針も決定。改訂する廃炉工程表は3月までに公表する。工程の改訂は2度目になるが、大幅見直しは原発の廃炉がいかに困難かを浮き彫りにした。(原子力取材班)

 廃炉工程表は平成23年12月につくられ、25年6月には1~3号機のデブリの取り出しを前倒しするなど、1度改訂している。

 しかしその後、放射性物質の飛散防止のため、1号機の建屋カバーの撤去に時間がかかるなど想定外の事例が続出。1号機の燃料取り出しは、当初の工程から2年遅れて31年度からにすることが既に決定している。

 政府関係者によると、特に3号機の原子炉建屋の除染が難航し、最も早いケースで27年度前半の燃料取り出しの着手が難しくなった。放射線量は当初、毎時100ミリシーベルトを超えており、除染を進めたが、最大で60ミリシーベルトの所もあり、ほとんどの場所で目標値の1ミリシーベルトを達成できなかったという

 このため追加の除染が必要になり、廃炉工程の先送りを検討。さらに2号機は放射線量が最も高く、除染作業の見通しすら立っておらず、29年度後半に着手とする工程も遅らせる見込みだ。

 4号機の燃料取り出しは25年11月から1年かけて無事に終了した。放射線量が低く、建屋内に人が入って作業ができたが、1~3号機ではロボットなどを使った遠隔作業が中心になる。

 デブリ取り出しについては、現在の工程で格納容器内に水を張って取り出す「冠水工法」が前提となっている。しかし改訂案では、格納容器が破損しているため止水が困難であることを想定し、格納容器を切断し、側面から取り出す工法など複数案を盛り込む方針だ。

 廃炉の完了は30~40年と幅を持たせて設定しており、全体の計画は後ろ倒しにならないとみられる。

福島第1原発の廃炉工程

 1~4号機の廃炉を個別にスケジュール化したもので、工程は全体で3期に分かれている。「第1期」は原子炉の安定的な冷却維持が中心だったが、平成25年11月の4号機燃料貯蔵プールからの燃料取り出しから「第2期」に移行した。1~3号機の燃料の取り出しが終われば第2期は完結。溶け落ちた燃料(デブリ)の取り出しは「第3期」で、建物を解体し更地に戻すまで30~40年かかる

☆☆☆

史上最大量7万立方メートル「凍土遮水壁」 福島第1原発の汚染水対策「来年が正念場」

2014.12.28 17:00更新 産経新聞

http://www.sankei.com/premium/news/141228/prm1412280006-n1.html

破損している福島第1原発3号機。来年には燃料取り出し作業が始まる=11月中旬、福島県大熊町(宮崎裕士撮影)

 汚染水漏れなどトラブルが相次いだ福島第1原発で来年、東京電力が汚染水を建屋に近づけないように土壌を凍らす大規模な「凍土遮水壁(とうどしゃすいへき)」という前代未聞のチャレンジに挑む今年は同じ工法の「氷の壁」に失敗しただけに、二の舞は絶対に避けたいところだ。汚染水を浄化する設備も準備を整え、汚染水問題は徐々に解決に向かっており、東電関係者は「来年が正念場だ」と意気込んでいる。(原子力取材班)

「燃料取り出し」は成功

 「野戦病院のような状態」と評された福島第1原発はこの1年でかなり姿を変えてきた。

 平成25年に相次いだタンクからの汚染水の漏洩(ろうえい)はほぼなくなった。鋼板をボルトでつなぎ合わせただけの簡易な「フランジ型」のタンクから、継ぎ目を溶接する「溶接型」に変えたほか、パトロールの人数や回数を増やし、管理体制を一変させたことが理由だ。

 今年4月、東電内に廃炉や汚染水対策専門の「福島第一廃炉推進カンパニー」を発足させたことも大きい。福島第2原発所長として東日本大震災時の対応で名を上げた増田尚宏氏をトップに据え、日立や東芝など原子力プラントメーカーから3氏を執行役員として招聘(しょうへい)し、技術の確立に寄与した。

 成功の代表的な好例が、昨年11月から始まった4号機燃料貯蔵プールからの燃料取り出し作業だ。燃料取り出しは、クレーンを使って、深さ11メートルの水を張ったプールの底から、長さ約4メートルの燃料棒を取り出す。

 燃料棒は高い放射線量を出すものもあり、万が一、つかみ損なって床に落としてしまうと放射性物質が飛び散ることにもなりかねなかった

 1体1体慎重にも慎重を期して進められ、1533体の取り出しを終えたのが今年12月。ほとんどトラブルがなかったことに、東電関係者は「模擬試験などを繰り返し、万端な準備を整えたおかげ」と話す。

3号機の燃料取り出しは「難産」か

 燃料取り出しは来年9月ごろから、3号機でも始まる。4号機での成功例に倣いたいところだが、3号機では今年8月、がれき撤去作業中に、燃料交換機を落下させ、約10体の燃料棒が破損したとみられており、この取り出しが課題となる。

 3号機に燃料棒は566体、残る1、2号機にも計1007体ある。ただ1、2号機は放射線量が高いため準備に時間がかかっており、29年度から始まる予定だ。

 福島第1原発でのもう一つの成功例としては、汚染水を浄化させる多核種除去装置「ALPS」(アルプス)の本格稼働に目途が立ったことだ。

 福島第1原発の敷地内には約36万トンの汚染水が、約900基のタンクにためられている。

 ALPSは当初、3系統あり、1系統で1日250トン計750トンの処理が可能。来年3月末までに全量浄化処理させるために、さらに3系統を増やしたほか、廃棄物を少なくさせる高性能のALPSも増設した。

 試運転段階からトラブルが相次いだが、これら7系統のALPSは10月末にすべて稼働を成功させている。

 可搬型のストロンチウム除去装置なども導入し、東電は汚染水問題に万全の態勢で臨んでいる。

失敗した「氷の壁」の二の舞は…

 対照的に、批判を浴びているのが、約5000トンもの汚染水が滞留している2号機のタービン建屋とトレンチ(地下道)の間を凍らせて閉塞(へいそく)する「氷の壁」だ。

 今年4月から凍結を開始したものの、氷やドライアイスなどを投入してもなかなか凍らず、11月に断念。汚染水を抜き取りながら、水中不分離性のセメントを徐々に入れるという工法に移行した。

 凍結管にマイナス40度の冷媒を入れて凍らせるという方法は、「凍土遮水壁」と同じで、「凍土壁は大丈夫か」という声が有識者から寄せられている。

 凍土壁はこれまでにない、大規模なものだ。

 1~4号機の原子炉建屋を囲むように深さ約30メートル、総延長1500メートルの壁を作る。凍土の量は約7万立方メートルで、過去最大の東京・九段下のトンネル工事(昭和55年)の約4万立方メートルをはるかに上回る。

 政府は「汚染水の抜本的抑制策」とみて、国費を約320億円投じている。今年6月2日に着工し、来年3月までに1550本の凍結管を埋め込む作業が進んでいる。

 ただ安全性はまだ確認されていない。原子力規制委員会が山側での凍土壁着工を認めたものの、海側では認可していない

 地下に埋め込む凍結管と地下の埋設物(ケーブルや配管用トンネルなど)が交差する部分が約170カ所あることが分かり、工事の障害にもなっている。

 施工を担当する鹿島建設は「作業員の訓練を進め、慎重に施工する。ベテランがいるのでミスをすることはない」と強調している。

☆☆☆

歴史を偽造する、「日本会議」批判?

戦争の歴史学び考えること大切」 天皇陛下、戦後70年の新年に思い

2015年1月1日 朝刊 東京新聞

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015010102000112.html

 天皇陛下は新年に当たっての感想を宮内庁を通じて文書で発表された。今年が戦後七十年に当たることに触れ、多くの人々が亡くなった戦争だと振り返り「この機会に、満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが今、極めて大切なことだと思っています」とつづった。

 昨年相次いだ大雪や大雨、御嶽山(おんたけさん)の噴火による災害の被災者には「家族や家をなくした人々の気持ちを察しています」としたほか、東日本大震災の被災地も「厳しい冬を過ごす人々もいまだ多いことも案じられます」と思いやった。

 陛下は皇居で一般参賀が行われる二日、皇后さまら皇族方と宮殿のベランダに立ち、あいさつをする。午前は十時十分、十一時、十一時五十分、午後は一時三十分、二時二十分の計五回。参賀者は午前九時三十分から午後二時十分までに皇居正門(二重橋)から入る。

当方注:

これまでの天皇の行動等から、「平和憲法護持」の姿勢を強く打ち出したものと見られ、「安倍政権」や「日本会議」等民族主義Grと大きな乖離があることを示したものであろう。

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ヒトラーが、結果的にドイツ皇帝を排除したように、まさか、「安倍天皇」を作るための画策を「日本会議」や公明党・維新の党が行っているのでは、との疑惑が強まる。

憲法改悪も、「象徴天皇制」を排除する、一つの選択枝しか?

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高齢者には未体験ゾーンの始まり」 五木寛之氏年頭特別寄稿

2015年1月1日 日刊ゲンダイ

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/156084

五木氏は小説「親鸞」の「完結篇」を出版したばかり/(C)日刊ゲンダイ

五木氏は小説「親鸞」の「完結篇」を出版したばかり/(C)日刊ゲンダイ 拡大する

 新しい時代がはじまろうとしている。
「少子・高齢化社会」の声が高まる一方で、最近、正反対の意見もでてきた。

 六十代を高齢者とみなすのは時代おくれである、という説である。今後、六十五から七十代半ばまでは、高齢者、老人あつかいすべきではないというのだ。

 たしかに周囲を見まわしても、元気な六十代、七十代は増えている。このグループに年金をあたえて、優雅な停年後の生活を保障する余裕は、もうないというわけだ。労働人口の枠をうんとあげて、七十代まで現役で働かせようという声が高まってきている

 七十歳までを「中年」として、高齢者あつかいしない、といわれて、さて、喜ぶべきか、それとも腹を立てるべきか。

「いつまでもお元気ですね」 と、おだてておいて、医療や年金の保障をカットするというのは、たしかに超高齢化社会に対する巧妙なやり方ではある。

 そうか、おれはまだ老人じゃないんだ、世の中がそう認めてくれてるんなら、がんばってもうひと働きするか、と元気づく人も中にはいるかもしれない。

 高齢者、老人をいじめるのではなくて、おだててその気にさせる空気が、次第にひろがりつつあるような気がするのだ

 格差社会における格差とは、経済の問題だけではない。老人にわずかな年金をあたえて、社会のお荷物あつかいするのは、老若格差である。しかし、あなたがたはまだ高齢者じゃありませんよ、とおだてて、最後の労働力の一滴までしぼりつくそうというのは、あこぎにすぎる。「最後の御奉公」という昔の言葉を、ふと思いだしてしまうのだ

高齢者をおだて社会保障予算を削る意図ではないか

 世界の先頭に立つこの国の高齢者対策は、私たちが感じている以上に国外から関心をもたれている。利口な日本人が、この問題をどのようにスマートに解決するか、各国がかたずを飲んで注目しているのだ。中国も、インドも、日本の対応をみつめている。

 六十代、七十代を高齢者あつかいしない、というのは、はたして喜ぶべき風潮だろうか。簡単にいうと、国は面倒をみないよ、ということではないのか

 それだけではない。あなたがたはまだ十分に働ける、もうひとがんばりして世のため人のために勤めなさい、と、おだてつつ、社会保障の予算を削減しようという意図なのではあるまいか

 老人の自立、ということを私は以前から言い続けてきた。国に依存すべきではないが、国民の権利だけは強く主張し、守らなければならない

 歴史はくり返す、といわれるが、必ずしも同じようにくり返されるわけではない。若者をおだてて社会を前進させようというのが、戦後のこれまでの方向だった

いま私たちは、未曽有の体験ゾーンに突入しようとしている。それは老人を「楢山送り」するのではなく、尻を叩いて最後のエネルギーのすべてを吸いつくそうという社会である。

 高齢者も積極的に社会に参加すべきだ、と私は思っている。だが、それは社会的貢献としての活動に残されたエネルギーを注ぐことだ。それを可能にするための保障は、今よりさらに手厚くなされなければならない。未体験の序曲が、いままさにはじまろうとしているのである。

▽いつき・ひろゆき 1932年生まれ。「さらばモスクワ愚連隊」でデビュー。「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞。「青春の門・筑豊篇」で吉川英治文学賞、「親鸞」で毎日出版文化賞

当方注:

五木寛之氏は、本質をついた主張をしている。

もともと、社会保障費が「底をついた」原因は、企業の社会保障費負担の削減という目的から、「応能負担」をサボタージュしたことから発生している。

本来、企業が負担すべき「教育費」、「生活費」、社会保障費(労働力の再生産費)等の削減が、S60年代(1985年以降→プラザ合意)から顕著になり、現在の人口減・「労働力不足」を招いている

反面、企業の隠し利益(内部留保)が膨大になり、現在では、日本国家予算の3倍になっているように、企業の社会保障費削減の結果としての「富」が「企業」に蓄積されてきた。

この企業の内部留保は、本来、「社会保障費」等に充当・分担すべき物である。

☆☆☆

2015年は円安がさらに加速 “日本叩き売り”の1年になる

2015年1月1日 日刊ゲンダイ

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156063

黒田日銀は金融政策の舵をどうとるのか/(C)日刊ゲンダイ

黒田日銀は金融政策の舵をどうとるのか/(C)日刊ゲンダイ 拡大する

 黒田日銀の追加緩和で為替は1ドル=120円台を突破。輸入物価が上昇し、庶民は「値上げ地獄」に苦しんでいる。2015年はさらに円安が加速するだろう。

「黒田日銀は、FRBが量的金融緩和を終了するタイミングで、14年10月31日、追加緩和を行った。利ざやを稼ぎたい投機筋に“ドルをジャンジャン買って、円の価値をドンドン下げてくれ”とアピールしたも同然です。恐らく、FRBが利上げに踏み切る15年6月ごろに向けて円安の勢いは止まらないでしょう。98年秋以来、17年ぶりとなる1ドル=140円台まで下落しそうです」(経済評論家・斎藤満氏)

 いまでも物価上昇に賃金アップが追いつかず、労働者の実質賃金は16カ月連続ダウンしている。“ハイパー円安”によって食品や日用品の価格がどんどん上昇していけば、庶民の生活はさらに苦しくなっていく。その結果、個人消費が凍りつき、需要不足が深刻化し、さらなる景気後退を招くのは確実だ。

 しかも、ハイパー円安によって、日本の富も一気に失われていくのだ。1ドル=120円台まで進んだ円安・ドル高は、「実質実効為替レート」で計算すると、「円の実力」は1973年の水準まで落ちている。当時、為替は1ドル=300円だった。

「まだ日本人に実感はないでしょうが、世界は異次元レベルの円安政策を日本の“出血バーゲン”と見ています。いまも中韓両国のファンドや富裕層が日本の不動産を買い漁っていますが、15年は日本の名だたる企業や建物が買収の標的となっていくと思う。

バブル期に日本企業が米国のロックフェラービルやコロンビア映画を買収したように、今度は日本の企業や資産がアジア資本の草刈り場となりかねない。『40年ぶりの円安』が意味するところは、40年かけて積み上げた日本の国富の投げ売りです。安倍首相には『アベノミクスは中韓を喜ばせる政策ですか?』と聞きたくなります」(斎藤満氏=前出)
15年は日本バーゲンの年になる。

当方注:

今回の円安騒動、125円程度がマックスであろう。

☆☆☆

【上海将棋倒し】「米ドル紙幣だ」まかれた金券に群衆殺到、警察が関連調査 「人の下にさらに人」惨劇の様子明らかに

2015.1.1 19:19更新 産経新聞

http://www.sankei.com/world/news/150101/wor1501010026-n1.html

多数の死傷者が出た外灘の事故現場の階段。負傷者らの血痕はきれいにぬぐい取られており、どこまでしっかり現場検証が行われたのかは不明だ=1日、上海(河崎真澄撮影)

 【上海=河崎真澄】中国上海市で元日の新年カウントダウンのため数万人が集まった観光名所、外灘(バンド)で36人が死亡した将棋倒し事故で、地元警察当局は1日、事故の直前に現場近くの建物の3階から米ドル紙幣に似せた金券をばらまいた人物がおり、それを拾おうとして観光客らが集まって騒ぎになったとの目撃情報について、事故との関連性がないか調査していることを明らかにした。

 外灘を管轄する上海市黄浦区の警察が記者会見で明らかにした。金券は近くのバーで使える無料サービス券だったが、拾った人が口々に「米ドル紙幣だ」などと叫んだため、群衆が殺到したとの情報がある。警察は事故当時、約500人の態勢で警戒を行っていたというが、「あまりにも急に人が集まりすぎた」などと苦しい説明に終始した。

 また、死亡した36人のうち1人は台湾籍の女性だった。負傷者には台湾人とマレーシア人が含まれる。

 中国版のツイッター「微博」には1日、事故現場に居合わせて救助された人たちが、「助け出した人の下にさらに人が横たわっていた」などと、事故のようすを生々しく投稿。「下敷きになった人たちは顔色が青く、自分の周りで5、6人が窒息状態で死んでいるように見えた」という。

 転倒で頭などを打ったほか、血だらけで動けなくなった人の画像もあった。新年を祝うはずだった上海随一の有名観光地は一転、惨劇の現場と化していた。

☆☆☆

Astronomy Picture of the Day

Discover the cosmos!

2015 January 1
See Explanation.  Clicking on the picture will download
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Vela Supernova Remnant(ほ座超新星残骸=ガム星雲)

Image Credit & Copyright: CEDIC TeamProcessing: Wolfgang Leitner

説明:私たちの天の川銀河の平面は、この複雑で美しい空の景色を有しています。星座ヴェラ(帆)の北西の端には伸縮自在のフレームが、ほ座超新星残骸、大質量星の死の爆発から拡大破片の雲の明るい輝くフィラメントを中心に広い10度以上にひろがっています。

ヴェラ残骸を作成した超新星爆発からの光は、約11,000年前に地球に到達した。輝くガスのショックを受けてフィラメントに加えて、宇宙の大災害にも信じられないほど密集し、回転する星のコア、ベラパルサーを、残しています。約800光年離れた、ヴェラ残骸がそう大きく、古い超新星残骸に埋め込まれた、ガム星雲です。

☆☆☆

妻純子の状況:

経管栄養実施中、血糖値高めなるも、安定中。

院長の指示の下、看護師諸君が、丁寧に対応して戴いている、感謝。

長女が、純子の姉を帯同して、見舞い。

長女も、今日、午後には、離北する。

北九州、珍しく、新年から、初冠雪。

安倍政権と、中国のPM2.5を洗い直す年にしたいものである。

・・・・・本日は、これまで・・・・・

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